- サックスを作ったひとがサックスという名前だったから楽器の名前がサックスになりました。
サックスを作った人がベルギーのアントワーヌ・ジョセフ・アドルフ・サックス(Antoine Joseph Adolphe Sax)だからです。
名前の「sax」と「phone(音・響き)」を合わせてサクソフォーン(saxophone)と言われます。皆さんがよくサックスと呼ばれるのは英語での略称が「sax」だからです。
- 木管楽器です。
楽器は大きく弦楽器と管楽器と打楽器に分類されます。
そのなかで、管楽器は木管楽器と金管楽器に分けられます。
金管楽器は金属でできているから金管楽器というわけではありません。
金管楽器は、マウスピースという吹く部分をくちびるで振動させて音を鳴らします。
同じように木管楽器も木でできているから木管楽器というのではありません。
木管楽器は、リードという木の板や空気の流れよって振動させて音を出します。
つまり金管楽器と木管楽器は吹き方が違います。
- 指づかいはリコーダーとほぼ一緒です。
しかし、リコーダーを吹くときにはあまりつかわない指の部分もたくさんつかいます。
左の小指で押すキー(音を出すときに押す部分の名前)は4つもあります。
また左の人差し指のはらで押すキー3つはあります。
右の人差し指のはらで押すキーは4つくらいあります。
この部分は、サックスの種類・メーカーなどによって5つ押すキーがあるものもあります。
これらのキーを使ってふく音の指づかいさえ覚えれば吹けるので
サックスは管楽器の中では一番簡単な楽器だと言われています。
- 真鍮(しんちゅう)という金属でできています。
真鍮というのは銅と亜鉛の合金です。
- パーツが約600もあります。
サックスはたくさん押さえるところがあるからです。
- 形は下のような形です。
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