Facebook

サービス開始日 2004年2月4日
開発者       マーク・ザッカーバーグ 他4名
対応言語     77ヶ国語
月間利用者    11億5000万人以上


 簡潔解説

ザッカーバーグ氏はハーバード大学の学生が交流を図るための「ザ・フェイスブック」というサービスを開始した(本人の登録制)。その数日後、スタンフォード大学などの学生からの「同じようなサイトが欲しい」との要望に応え、その後も徐々に全米の学生に開放され、学生生活に欠かせないツールとなった。2006年初頭には全米の高校生に開放し、2006年9月までには一般に開放され、世界中の誰もが利用できるようになった。日本には2008年5月に利用者がボランティアで日本語化したものを公開。2013年11月時点で2000万人を超える利用者がいる。
Facebookは14歳以上が利用可能だが2011年5月の調査によると、利用規約に違反する13歳未満の子供のユーザーが750万人、10歳未満の子供のユーザーが500万人いる。
  

 機能説明

写真を添えたり、自分のしていることを投稿するタイムラインがメインになっている。誰にでも見られる投稿をすることもできれば、登録している友人限定の投稿もできる。また、Facebookに登録してなにも設定をしないとGoogleやYahooなどの検索エンジンに本名で検索すると自分のFacebookが出てきてしまう。設定で検索して出ないようにしておくと安全だろう。Facebook内では本名検索が備わっているが、日本人は名字によっては同姓同名がたくさん出てくる。本人かどうかしっかり確認して登録しよう。
 

 問題点

インターネットで交流する、というのはもちろんいい事ばかりではない。イギリスでは、企業経営者の半数が、就職希望者が酒におぼれたエピソードや不法行為の写真を投稿、文法の間違いなど未熟な面をフェースブック上で発見した場合、採用を見合わせている。友人達と交流する様に本人が利用し、私生活などを公開しても別の人がそれを見て同じ様に友人感覚で利用しているとは限らない。
上記に投稿の切り替えがあるが、オランダの少女が友人限定で「自分の誕生日パーティーに来てね」と投稿したつもりが普通の投稿にしてしまい、実際に約3000人が彼女の自宅に集まり暴動に発展。最終的には20人以上の逮捕者が出る騒ぎに発展してしまう事件があった。世界に投稿することの重さを考えると、家族写真などを易々と上げてしまうのは危険だろう。