
サービス開始日 2006年7月
開発者 ジャック・ドーシー、エヴァン・ウィリアムズ、ビズ・ストーン
スローガン What's Happening? (今、なにしてる?)
対応言語 21ヶ国語
月間利用者 2億1800万人以上
簡潔解説
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今何をしているか、何を伝えたいかを140文字以内にまとめて世界に発信するTwitter。そのシンプルで手軽な機能で日本だけでも一か月で約20億以上の”ツイート”がされている。サービス名のTwitterとは、日本語で「さえずり・無駄話・なじる人」などの意味を持つ英単語で、Twitter上の発言を指すツイートは「鳥のさえずり」という意味を持つ。日本ではツイートをすることをその意味から主に「つぶやき」と呼ばれている。Twitterの基本構想はリアルタイム性が高く、どこにいても自分や知人状況を知らせたり、把握できたりするサービスとして2000年にジャック氏が思いつき、5年間あたため続けプロジェクトとして立ち上げた。2006年にサービスを開始し、翌2007年3月に米国で開催されたイベントでブログ関連の賞を受賞。一躍注目を集めた。ツイッターの基本構想はドーシー氏が2000年6月に思いついていた。リアルタイム性が高く、どこにいても自分の状況を知人に知らせたり、逆に知人の状況を把握できたりするサービスの可能性に気づき、ドーシー氏はそのアイデアを5年間あたため続け、その後、プロジェクトとして立ち上げた。 |
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| Twitter原案メモ |
| 機能説明 | |
| 基本は上記のツイートでできている。タイムライン上には、自分の友人や芸能人、企業などの公式アカウントを「フォロー」することによって、彼らや自分の新しいツイートが上から順に表示されていく。 アカウントはFacebookと違い、本名の人もいれば各々好きな名前を付けることができる。 右の画像の一番上の書き込みを見てみると、リツイートとある。これは、自分がフォローしている人の書き込みをつぶやく機能で、Tsubasa283をフォローしているうめさんがリツイートすることにより、Tsubasa283をフォローしていない自分もそのツイートを知ることができる機能だ。この機能により、あるツイートが1人に2人につたわり多くの人がリツイートすることにより何万人にも広めることだってできる。 ツイートをするのは人だけではない、botと呼ばれる自動でツイートするプログラムアカウントがある。定期的にニュースや気象情報をツイートしたり、遊びを目的として著名人や漫画・アニメなどのキャラクターの台詞を模倣して投稿、または独自のキャラクターとして本物の人間を模したようなツイートをする。中には「おはよう」などの特定の言葉に反応して返事を返してくるボットもある。 |
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| 問題点 | |
| 情報が飛ぶように交差するTwitter、問題は早すぎる情報の通達だ。Twitterでは、時折エイプリルフールや誤情報をツイートする人がいる。不確かな情報をしっかり調べる人もいるが、調べずに皆に伝えるためリツイートする人もいる。そうして多くの人がその情報をリツイートしてまわしてしまうと、驚く速度で伝わってゆく。東日本大震災時には安否確認や情報交換に大いに役立った一方、「コスモ石油の爆発で有害な雨が降る」等の誤情報が”拡散”していった。リアルタイム性が高いのが裏目に出ている結果で、一旦広がると修正には時間がかかってしまうのだ。 また、Twitterをメール感覚で世界中に発信し可笑しな書き込みに批難が集まることもある。最近では、コンビニエンスストアのアイスケースの中に入った画像を添付しツイートした人が、リツイートで広まり、その後テレビ・インターネットなど様々なメディアで一般にも広まった後にコンビニエンスストアは営業停止、当人も書類送検された。このほかにも犯罪を自白するような画像を笑いをとるために上げる人が後を絶たず、一部の人々からは「馬鹿発見機」と揶揄されている。 |
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