漁法


手段
徒歩(かち)鵜飼 徒歩で鵜を使う
船鵜飼 舟に乗って鵜を使う

方法
繋ぎ鵜飼 鵜に手縄(たなわ)をつける
放ち鵜飼 鵜に手縄(たなわ)をつけない

時間帯
昼川 昼の川で漁をする
夜川 夜の川で漁をする


漁の流れ

1.鵜の選択 鵜匠は鵜の体調を考慮し、その日出漁する
10〜12羽を毎日選ぶ。
2.鵜舟の準備
篝火(かがりび)の薪(たきぎ)となる松割木、吐篭(はけかご)など鵜飼に必要な道具を
舟に積み込む。
また、篝(かがり)を吊るす篝棒(かがりぼう)は、樹液でスムーズに動かすためムクゲの、
枝葉を一緒に差し込む
※ムクゲ・・・アオイ科フヨウ属の落葉樹


引用元http://matome.naver.jp/odai
/2131509577698584101/2134442951967193903

3.鵜篭(うかご)を舟に

鵜舟の準備が済むと鵜篭に入った鵜を舟に
乗せる。

4.まわし場へ

漁の準備をする上流へと鵜舟を走らせる。

5.日没を待つ

日没までたき火を囲んで待つ。

6.くじ引き

毎日6隻の出漁順をくじ引きで決める。

7.鵜飼の開始

@鵜篭から鵜を1羽ずつ取り出し、鵜の状態を
見ながら鵜匠が手縄(たなわ)を付ける。
その先端は2本に分かれており、鵜の首に
「首結い」を腹に「腹掛け」を結ぶ。
A篝火(かがりび)がともされ、出漁。
8.あがり
仕事を終えた鵜を、1羽ずつ舳先(へさき)の
舟縁(ふなべり)にあげる。
鵜匠は鵜の状態を確かめながら、順番に
手縄(たなわ)を外す。
※舳先・・・船首      


鵜飼観覧の流れ


1.受付 鵜飼観覧船事務所窓口で受け付け→乗船券を
受け取る。

2.鵜飼説明

午後5時45分ごろから鵜飼観覧船乗り場
にて、鵜匠による鵜飼説明がある。
本物の鵜を使用した漁の方法や鵜飼の歴史に
ついて聞くことができる。

3.乗船

乗船券に記載されている船名の観覧船へ
乗船する。

↓川岸に停泊している観覧船

4.出船

鵜飼観覧船が出船し、鵜飼観覧場所ポイントへ向かう。

5.海岸に停泊

鵜飼が始まるまでの時間を、食事・宴会などで楽しむ。

6.鵜飼開始

午後7時45分ごろに夜空に打ち上がる
花火が、漁の開始を告げる合図。

7.狩り下り

観覧船が鵜舟1隻と併走して川を下る。
鵜飼の様子が間近で見ることができる。

8.総がらみ

鵜舟6隻が川幅いっぱいに横隊となり、一斉に鮎を浅瀬に追い込む。



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