鵜飼で使う道具・服装


鵜匠の服装
漁服 夜の漁で鵜が驚かないように、黒または紺色の
木綿で作られている。

↓漁服と胸当
胸当 漁服の開いた胸元から火の粉や松ヤニの油が
入らないようにし、また、ポケットにもなる。
腰蓑(こしみの) 糯藁(もちわら)を用い、水しぶきを払い、身体が冷えるのを防ぐ。
風折烏帽子
(かざおりえぼし)
黒または紺色の麻布で頭に巻きつけて
篝火(かがりび)の火の粉から頭毛を守る。
足半(あしなか) 糯藁(もちわら)で出来ている。
普通のワラジの半分の長さで魚の脂や水あかで
滑らないようになっている。



鵜飼の道具
鵜舟 全長約13mで、鵜匠の他に助手の「なか乗り」と
船の舵を取る「とも乗り」を加えた3人1組で
構成されている。

篝火(かがりび) 鵜飼の照明
↓篝棒で篝を支え篝火が燃えている様子
篝(かがり) 篝火を燃やす鉄製の篭(かご)
篝棒(かがりぼう) 篝をぶら下げるための棒
松割木(まつわりき) 照明用に使う松の割木
手縄(たなわ) 鵜を操るときに使う縄。鵜匠は10〜12本を同時に操る。
↓手縄を使っての実演
鵜かご

鵜を運ぶときのかご。



鵜飼での役割
 鵜匠  鵜飼漁をする人
 とも乗り  鵜舟を操縦する責任者
 なか乗り  鵜匠、とも乗りの助手

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