うだつ                                                         北方町の歴史                                                             

* 分類           重要文化財
* 指定別         町
* 時代           江戸末期
* 西暦          1854年〜1860年 
* 指定年月日      昭和33年8月28日
* 所在地         岐阜県本巣郡北方町北方1462-1
               うだつは北方町立図書館にもあります。


※写真 11月4日撮影







うだつは、日本家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、修飾である。
平安時代は「うだち」と言ったが、室町時代は「うだつ」と言うようになった。
本来は、柱と柱の上に渡し、棟の重みを受けて屋根を支える小さい柱のことをいったが、
後に、切妻屋根(下記に説明あり)の隣家との間についた小さい防火壁となった。
本来、町屋が隣り合い連続して建てられている場合に、
隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだったが、
江戸時代中期になると修飾的な意味に重きが置かれるようになる。


また、このうだつは町方三役のみがあげられたため、権威と財力の象徴となっていました。








切妻屋根(きりづまやね)
左の絵のような形の屋根を意味します。
建築物の平面形状が四角形の場合、
切妻屋根を用いると2面だけで屋根が構成される、シンプルな屋根形状である。