父島、母島、硫黄島、南鳥島以外の島は無人島である。ただし、一般住民が居住しているのは父島と母島のみであり、硫黄島には海上自衛隊の硫黄島航空基地隊等と、航空自衛隊の硫黄島基地隊が所在し、父島には海上自衛隊横須賀地方隊の父島基地分遣隊が、南鳥島には海上自衛隊硫黄島航空基地隊の南鳥島航空派遣隊が常駐して飛行場施設などを管理しているほか、気象庁・関東地方整備局なども施設を設け、その職員等のみが業務目的で常駐している。(現在住民登録ができるのは父島と母島のみ。しかし、硫黄島と南鳥島に常駐している者の住民税にあっては「居所」として東京都小笠原村に納付している。選挙の際は住民登録されている自治体(神奈川県綾瀬市及び埼玉県狭山市)からの職員及び補助要員として小笠原村職員が訪島し期日前投票等を行う。)
小笠原群島は小笠原諸島の一部の名称であるが時折混同され、小笠原群島の意味で小笠原諸島と言うことがある。英語では小笠原諸島はOgasawara
Islands、小笠原群島はBonin Islands(ボニン・アイランズ)である。「ボニン」は江戸時代の「無人島」(ぶにんしま、ぶにんじま)という呼び名に由来する。
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