日光の社寺
〜にっこうのしゃじ〜

   日光は、徳川初代将軍家康の霊廟(れいびょう)である東照宮が1616年に造営されて以来、徳川幕府の聖地となりました。東照宮は、その後1636年に全面的に大規模な造り替えが行われ、現在の規模・構造になりました。さらに、1653年には3代将軍家光の霊廟である大猷院(たいゆういん)が造営されました。8世紀以来、日光は男体山(なんたいさん)を中心とする山岳信仰の聖地であり、山麓(さんろく)中禅寺湖畔(ちゅうぜんじこはん)にははやくから社寺が営まれていました。

 東照宮が造営された男体山の東麓(とうろく)には、さきに輪王寺(りんのうじ)二荒山(ふたらさん)神社があり、それらをあわせて大規模に造営されました。幕府が総力をあげて造営した建物は、人物・動物・植物などの彫刻を多用し、漆塗(うるしぬり)や彩色、飾り金具などで華やかに飾られています。

日光の社寺 登録資産
二荒山神社 東照宮 
輪王寺  遺跡(文化的景観) 

〜概要〜
登録年数 1999年
住所 栃木県日光市
登録区分 文化遺産


大きな地図で見る


関連サイトはこちら↓
日光市/世界遺産 日光の社寺
 日光東照宮ホームページ

←前の世界遺産へ   トップに戻る   次の世界遺産へ→