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熊手〜くまで〜





熊手は枯れ葉を集めたり干し草をかき寄せたり、土を柔らかくしたり平らにならしたりなど、

いろいろな用途に使われる。 現代的な熊手は、歯が鋼鉄、プラスチックなどで作られているが、

かつては木や鋳鉄で作られていたものもあった。

柄は多くは竹製か金属パイプでできている。竹製のものなど伝統的な形の熊手は、

歯の部分が長くて扇子のような形で作られていることもある。

農業機械に分類されるような巨大な熊手は、湾曲した鋼鉄製の歯を取り付けた棒を車輪に搭載し、

トラクターで牽引して使用する。

この形のものは、農業機械が発達するまえの農耕馬の時代から伝わっている。

潮干狩りに使われる熊手は農具とは形がやや異なる。