岐阜うちわ

   <岐阜うちわ>
  ・岐阜市特産のうちわ
  ・岐阜の伝統工芸の一つ
  ・長良川鵜飼の観光客用の土産品として作りはじめられた

      <特徴>
   ・貼立紙に美濃和紙を使用している
   ・骨は丸亀、京都などから仕入れ、貼立仕上げのみ行っている
   ・製作工程は20工程以上

 

  <種類>
 現在、岐阜うちわは全3種類です。

①塗りうちわ
 ・漆を塗って仕上げます
 ・黄・オレンジ・グリーン・紫といったはっきりとした色で染められた地紙に、
  黒や白でシンプルな絵柄を描きます

②水うちわ
 ・雁皮紙(がんぴし)と呼ばれる薄い紙を貼って、その上にニスを塗り透明感
  を出したうちわです
 ・何度もニスを重ね塗りすることで防水効果が生まれるため、一度水に浸け
  て仰ぐといった風情を味わうこともできます
 ・現在はほとんどつくられていないためとても貴重なうちわです

③渋うちわ
 ・漆のかわりに柿渋をもちいて仕上げます
 ・日がたつにつれて渋のもつ色艶が増すという特徴があります

「写真提供~岐阜市」

○現在でも岐阜うちわをつくっているお店
 ・住井富次郎商店
 ・家田紙工株式会社  など

        岐阜うちわについて詳しく知りたい方はこちら→http://www.ccn.aitai.ne.jp/~gf-utiwa/

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