※情報はwikipediaを参考にしています。


円空仏はデザインが簡素化されており、ゴツゴツとした野性味に溢れながらも不可思議な微笑をたたえていることが特徴で、一刀彫という独特の彫りが円空仏の個性を引き立てています。
一刀彫というのは鉈一本で彫り出した事に由来しますが、実際には多数の彫刻刀によって丹念に彫られており、鉈で荒削りで彫ったに過ぎないというのはただの宣伝だそうです。
円空としては民衆が気軽に拝める、現代で言えば量産型の仏像として製作し、野に置かれる事を望んでいたのですが、そのデザインが芸術的に高く評価されたため、大寺院で秘仏扱いされる事もあったそうです。

円空から後代の木喰も同様に日本各地で造仏活動を行っており、柔和で穏やかな表情の微笑仏は円空仏と対比されています。

Enku budha

































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