加納口の戦い
天文16年9月22日に織田信秀と斎藤道三との間で起こった合戦である。
この戦いで、織田信秀は尾張国中に要請して兵を集め、美濃へ侵入した。
美濃各地に放火をして回り、9月22日には斎藤道三の居城稲葉山城山麓の村々も焼き払って町口にまで迫った。
しかし、申の刻(およそ午後4時ごろ)になったので一旦引き上げることにしたところ、道三が攻撃してきた。
織田方は守備が整わず、信秀の弟織田信康や信長の家老青山信昌など5千人が討ち死にした。